もう一つの川崎重工：併用軌道のある鉄道模型レイアウト：SSブログ

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もう一つの川崎重工　[乗り鉄・撮り鉄] [編集]

鉄道車両を作っている川崎重工の兵庫工場のほかにもう一つ、
川崎重工には車両工場があるようなのです。

川崎重工の兵庫工場に掲げられていたこの看板・・・

・本日の写真は、全て敷地外から撮影しています。
　写真をクリックすると拡大表示します。

看板の一番右下にあるのは、超低床電池駆動路面電車の「SWIMO」です。

ニッケル電池「ギガセル」を車両に搭載し、車両の減速時のエネルギーを充電をしたり、
架線の電気を充電することで、架線がない線路も走行できる路面電車です。

川崎重工の播磨工場（兵庫県加古郡播磨町）は、SWIMOの開発をしていた工場です。

工場は、埋め立て地にあり、工場の前の道路には、逃げ水が・・・

川崎重工のホームページには、播磨工場でSWIMOの走行テストをしていたとのことでしたので、
何か見ることができないかな？　と思い、近くまで訪ねました。

あいにく、SWIMOは見ることができませんでしたが、

走行テストをしていた、線路が！
三線軌条のようですね。

ポイントなども見ることができますが、今はあまり使われていないようです。

路面電車用なのか、カーブがすごくきついですね。

違う場所では、

工場の中をぐるりと線路が走っています。

速度制限の表示は、営業用の鉄道と同じですね。

そして、よく見ると、線路の手前側には、架線がありません。

カーブのきつい写真にも、架線がありませんでしたので、
この部分は、電池で走行するエリアのようです。
（播磨工場の写真は、２０１２年１０月撮影）

SWIMOのような路面電車が走れば、もっと街中での路面電車が普及すると思うのですが。

川崎重工のホームページに、SWIMOの詳しい説明や映像があります。
札幌では、耐寒試験も行っていたようですね。
http://www.khi.co.jp/rs/product/detail/swimo.html

どこかの路面電車で、採用されないのかな・・・。