和田岬線の最新型踏切：併用軌道のある鉄道模型レイアウト：SSブログ

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和田岬線の最新型踏切　[乗り鉄・撮り鉄] [編集]

前回までにわたり、川崎重工の兵庫工場をお伝えしてきました。

今日は、この工場のそばを走るJR西日本・和田岬線の踏切のお話です。

和田岬線は、沿線の工場への通勤客の輸送として、朝と夕方しか電車が走っていなく、
日中は閑散としています。

しかし、この和田岬線の踏切には、最新型のものがあるのです・・・

川崎重工の兵庫工場の側にある、「明和通（めいわどおり）踏切」です。

普通の踏切なのですが・・・

※本日の記事の写真は、クリックしていただくと拡大して表示します。何かおかしいなあ・・・と思いながら、見渡してみると、

障検（３D）・・・３D方式の障害物検知装置！

先週でしたか、山陽電車で踏切事故がありました。
障害検知装置が光センサー方式で、光が遮るとセンサーが感知し、障害信号が発報します。
踏切事故では、光がうまく遮らなかったようで、大惨事になってしまいました。

この和田岬線の踏切は、光センサーの弱点を克服したものです。
光センサーは、線での感知ですが、３D方式は、レーザーを使って面で感知します。

カメラのようなものが付いていますね。

保線の人も、退避場所に要注意のようです。

この踏切の南側の踏切にも、３D方式の障害物検知装置がついているようです。
この付近一帯は、工場が多いのですが、住宅街への通り道にもなっており、
交通量が多いです。

もしものときの備えが、運転本数の少ない和田岬線でも、しっかり行われているのは、
心強いですね。

JR西日本の３次元レーザーレーダー式障害物検知装置の説明です。
http://www.westjr.co.jp/safety/action/crossing/#sec01

レーザーレーダー式・・・すごい技術ですね。