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JR因美線を訪ねる(4) [JR因美線]

今年はまだ、青春18きっぷの乗り鉄へ行っておりません・・・。
果たして行けるのでしょうか?
1日でも、時間を空けて行きたいものです。


今年の5月に、岡山県と鳥取県を走るJR因美線を車で訪問した旅行記をお届けします。

鳥取県側に入った最初の駅、那岐駅を訪問しました。
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(本日の写真は、クリックしていただくと、拡大して表示されます)

那岐駅は、昭和7年の開業だそうで、この駅舎からしても、当時から立派だったのでしょう。
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駅舎の待合室は小さく、駅舎の一部は、那岐診療所として病院になっています。
(月数回だけの開院だそうです)


列車は、大変本数が少ないのですが、鳥取方面上り6時54分の列車は、
ここ那岐駅で折り返して、鳥取駅へ向かうようです。
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最近購入しましたこちらの書籍に、那岐駅を出る列車の写真が
掲載されていました。

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改札口を入ると・・・
DSC_6453.JPG
いきなり、ドーンと階段です。

DSC_6456.JPG
エスカレーターもなく、これからも設置されないでしょう。
階段の横のスロープは、荷物を滑り落としていたのかもしれませんね。

階段は、因美線を紹介する写真が貼られていました。
(ぶれていますが、ご容赦を)
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DSC_6461.JPG

DSC_6463.JPG
工事にたずさわった方々の誇らしい表情ですね。

階段上から、階段下を眺めたところです。
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写真の見応えが、すごかったです。

階段を上がるとホームで、懐かしい駅の表示がありました。
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津山方面の様子です。
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智頭方面の様子です。
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智頭方面へホームを進むと、先ほど上がってきた階段が見えてきました。
DSC_6476.JPG
階段に屋根がついているのは、冬が大変雪深いためのようです。

DSC_6485.JPG

鳥取方面には、構内踏切でわたります。
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こういうのが、良いですね。

先ほど上がってきた階段の上部、つまり駅舎に近い
ホーム上の待合室の様子です。
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ホームの下が空洞になっていますので、ポイント操作用のテコがあったのでしょうか。

DSC_6491.JPG

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駅舎の向かい側のホームの手間には・・・
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この中途半端な階段は、タブレット交換のための
タブレットをかけるためのものではないでしょうか。

向かい側から見ると、こんな様子です。
DSC_6545.JPG


ここが、冬には雪深くなるのがわかるものが、ありました。
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後方確認用ミラーの足下には、積雪の深さを測る物差しが。

待合室にも、大きいシャベルがあり、雪が深いことがよくわかります。
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津山方面を眺めます。
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振り返って、智頭方面。
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ホームは、カーブを描いており、限られた土地に作られたことがわかります。

シャベルのあった、駅舎の向かい側の待合室の様子です。
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何回見ても、立派な階段ですね。
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ホームも立派でしたね。
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駅舎に貼ってあった表示です。
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駅舎の横手にまわると、
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DSC_6596.JPG
鉄道省を示す「工」の文字の境界柱がありました。


5月の陽気な日差しのなかの、那岐駅でした。

次回は、この後若桜鉄道を訪問しましたので、そちらのご紹介です。

(2015.5.8)



☆寄り道話・・・

我が家にある、1977年10月の時刻表で、因美線を覗いてみました。
DSCN3412.JPG

※クリックいただくと、拡大して表示されます。
DSCN3415.JPG
因美線は、普通列車が快速列車になり、停車駅が変わったこと、
急行列車がなくなったこと以外は、列車の本数はさほど変わりがないようです。

急行列車は、鳥取〜岡山の陰陽連絡としての役割が大きかったのですね。

また普通列車も、鳥取〜岡山間の直通列車であったことを考えると、
因美線の役割が大きかったと思います。
(現在よく使われている鳥取〜岡山間で便利な智頭急行線は、
この当時、ありませんでした)




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arail206

こんばんは
那岐駅も変わっていないですね。
ホームへの階段部分、手すりの黄色も変わりなしですし、階段上から見たときの改札横の駅舎壁もほとんど変わりなしで懐かしいです。違うといえば改札には切符入れの箱がないくらいです。
向かいのホーム(鳥取方面)近くにある階段はご推察どおり授柱にタブレットキャリアをつけるために駅員が上る階段です。急行砂丘が通過時につけていましたよ!  ポイントを捉えた写真ありがとうございます。私にとっては涙ものです!!
追記 津山方面に見える農家の茅葺も健在ですね!

by arail206 (2015-08-30 23:55) 

モボ

arail206 さん、コメントありがとうございます!
急行砂丘が走っていた頃のご様子と、あまり変わらないようですね。
改札口の切符入れは、ワンマンカーになっている現在は、不要なのでしょう。
タブレットキャリア跡が、足元にチラッと見えますね。
急行砂丘の時代に、私も訪れたかったです。
茅葺の農家も残っているのは、時間が止まったような感じですね。
by モボ (2015-08-31 22:22) 

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