兵庫〜新長田の高架下 [鉄道建築・工場・博物館]
JRの路線のうち神戸市内の中心部は、古くから高架や築堤の上に線路が引かれています。
弊ブログに訪問いただいているarail206 さんに教えていただいたJRの高架の構造について、
現地を見てきました。
場所は、JR神戸線の兵庫〜新長田間です。
arail206 さんのお話では、先日のブログの記事でお伝えしました津山の扇状型機関庫の天井と、
JR神戸線 兵庫〜新長田間の高架橋の柱がよく似ているとのことでした。
私は、毎日通勤で高架の上は電車に乗って通っていますが、その高架の下が
どうなっているのかは、車で通りがかっても注意して見たことがありませんでした。
津山の扇状機関庫では・・・
屋根にお椀のような形で柱が付いていますね。
兵庫の高架下では・・・
大きなお椀のような柱の意匠です。本当ですね!
ここ以外の場所も、同じようになっていました。
(金網にピントがあってしまい、スミマセン。
手前側だけでなく、奥の柱も、同じような形であることがわかります。)
高架下をタクシー会社が、駐車場として使っていました。
模型のようですね・・・
(うちの嵐電風の鉄道模型レイアウトには高架がありませんので、登場しませんが・・・)
柱部分を拡大すると・・・
最近の建築では見られない、凝った意匠ですね。
今までご覧いただいたのは、JRの高架橋の海側(南側)です。
それでは、山側(北側)はどうなっているのでしょうか?
(神戸の人は、北側に六甲山・南に神戸港があるので、北を「山側」、南を「海側」と言います)
こちらも、また凝った意匠でした。
強度を増す役目や道路への影響を考えているのでしょうか。
みごとに弧を描いた意匠ですね。
高架の上の柵の部分は、橋のような柵の柱の跡も。
柱と柱の間に鉄の棒などを通してあったのでしょうか、ここも凝っていますね。
(クリックすると、写真が拡大します)
この高架橋の防護枠は、赤の蛍光色ですね。
防護枠に自動車がぶつかった場合は、防護枠の番号と色をJRへ伝えるようです。
赤は・・・高架橋に影響があるため、電車を止めなければいけない柱なようです。
くれぐれも、無理なくぐり抜けは、おやめください。
(何回も電車が止まったときに、私は遭遇しました。迷惑な話です・・・)
高架も様々なものがあるのですね。
これからは気をつけて見てみたいです。
さて、このJR神戸線(山陽本線)兵庫〜新長田駅間は、複々線+1線の計5線の線路が、
高架上に引かれています。
複々線は、JR神戸線の電車線上下と列車線上下が使っています。
電車線は、普通や快速電車が、列車線は、新快速や特急・貨物列車が通っています。
+1線は、和田岬線(兵庫駅から南へ伸びるJR山陽本線の支線)の電車を回送させるために、兵庫駅から西へ向かい新長田駅を経て、神戸貨物ターミナル駅(鷹取駅)まで伸びています。
そしてこの線は、電車の回送だけでなく、JRの訓練線にもなっています。
(クリックすると、写真が拡大します)
「訓場」すなわち、訓練線の場内信号のようです。
訓練していることころを、時々走行中の電車の中から見ることがあります。
訓練線の信号は、実際に使われている信号より低い位置に取り付けられています。
訓練中の様子は、走行中の電車からしかうかがい知れませんので、なかなか写真が撮れないです。
(最後の写真の奥にある高架橋の防護枠は、黄色ですね)
さて、長くなりましたが、この後こちらを訪ねました。
(クリックすると、写真が拡大します)
長くなりましたので、続きは次回に。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
arail206 さん、貴重な情報をありがとうございました。
弊ブログに訪問いただいているarail206 さんに教えていただいたJRの高架の構造について、
現地を見てきました。
場所は、JR神戸線の兵庫〜新長田間です。
arail206 さんのお話では、先日のブログの記事でお伝えしました津山の扇状型機関庫の天井と、
JR神戸線 兵庫〜新長田間の高架橋の柱がよく似ているとのことでした。
私は、毎日通勤で高架の上は電車に乗って通っていますが、その高架の下が
どうなっているのかは、車で通りがかっても注意して見たことがありませんでした。
津山の扇状機関庫では・・・
屋根にお椀のような形で柱が付いていますね。
兵庫の高架下では・・・
大きなお椀のような柱の意匠です。本当ですね!
ここ以外の場所も、同じようになっていました。
(金網にピントがあってしまい、スミマセン。
手前側だけでなく、奥の柱も、同じような形であることがわかります。)
高架下をタクシー会社が、駐車場として使っていました。
模型のようですね・・・
(うちの嵐電風の鉄道模型レイアウトには高架がありませんので、登場しませんが・・・)
柱部分を拡大すると・・・
最近の建築では見られない、凝った意匠ですね。
今までご覧いただいたのは、JRの高架橋の海側(南側)です。
それでは、山側(北側)はどうなっているのでしょうか?
(神戸の人は、北側に六甲山・南に神戸港があるので、北を「山側」、南を「海側」と言います)
こちらも、また凝った意匠でした。
強度を増す役目や道路への影響を考えているのでしょうか。
みごとに弧を描いた意匠ですね。
高架の上の柵の部分は、橋のような柵の柱の跡も。
柱と柱の間に鉄の棒などを通してあったのでしょうか、ここも凝っていますね。
(クリックすると、写真が拡大します)
この高架橋の防護枠は、赤の蛍光色ですね。
防護枠に自動車がぶつかった場合は、防護枠の番号と色をJRへ伝えるようです。
赤は・・・高架橋に影響があるため、電車を止めなければいけない柱なようです。
くれぐれも、無理なくぐり抜けは、おやめください。
(何回も電車が止まったときに、私は遭遇しました。迷惑な話です・・・)
高架も様々なものがあるのですね。
これからは気をつけて見てみたいです。
さて、このJR神戸線(山陽本線)兵庫〜新長田駅間は、複々線+1線の計5線の線路が、
高架上に引かれています。
複々線は、JR神戸線の電車線上下と列車線上下が使っています。
電車線は、普通や快速電車が、列車線は、新快速や特急・貨物列車が通っています。
+1線は、和田岬線(兵庫駅から南へ伸びるJR山陽本線の支線)の電車を回送させるために、兵庫駅から西へ向かい新長田駅を経て、神戸貨物ターミナル駅(鷹取駅)まで伸びています。
そしてこの線は、電車の回送だけでなく、JRの訓練線にもなっています。
(クリックすると、写真が拡大します)
「訓場」すなわち、訓練線の場内信号のようです。
訓練していることころを、時々走行中の電車の中から見ることがあります。
訓練線の信号は、実際に使われている信号より低い位置に取り付けられています。
訓練中の様子は、走行中の電車からしかうかがい知れませんので、なかなか写真が撮れないです。
(最後の写真の奥にある高架橋の防護枠は、黄色ですね)
さて、長くなりましたが、この後こちらを訪ねました。
(クリックすると、写真が拡大します)
長くなりましたので、続きは次回に。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
arail206 さん、貴重な情報をありがとうございました。
こんばんは
さっそく行かれたんですね。見覚えの場所が写っていてうれしかったです。また、「訓練」の標識、初めて知りました。改めて見に行ってきます。
by arail206 (2013-01-14 19:16)
arail206 さん、コメントありがとうございます。
行ってきましたよ。やはり、勧められていくとよいものを見ることができますね。ありがとうございました。
「訓練」線は、小運転線と言われているようですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E5%BA%AB%E9%A7%85
by モボ (2013-01-15 22:38)
あるまーきさん、myossyさん、takechanさん、トータンさん、ミスター仙台さん、T_sagaさん、gardenwalkerさん、suzuran6さん、あおたけさん、nice!ありがとうございます。
by モボ (2013-01-15 22:40)
フジトモさん、プントさん、CASCO事業部さん、booさん、nice!ありがとうございます。
by モボ (2013-01-16 21:10)